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結局、カメラを一番長持ちさせるのは「愛着」というメンテナンスだと思う。

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この記事で分かること
僕が失敗して辿り着いた『カメラを長く愛するためのお手入れ方法』をまとめました。

せっかく手に入れた相棒。レンズの奥を覗き込むたびに「いい買い物したな」って思う、あの瞬間。 でも正直に言うと、僕も最初はメンテナンスなんて二の次でした。

α7iv(SONY)カメラ本体。ミラーレス一眼。

「壊れたら修理に出せばいいや」とか、「ちょっとくらい汚れてる方がプロっぽいかな」なんて、変な開き直りをしてた時期もあったんです。でも、ある冬の朝。ここぞという絶景を前にして、レンズの内側にうっすらと浮かび上がった「カビ」を見た瞬間、血の気が引きました。あの時、カメラに「ごめんな」って心の中で謝ったのを今でも鮮明に覚えてます。

今日は、そんな僕の痛い失敗談も含めて、教科書通りの手順というよりは、「カメラと長く付き合うための作法」みたいなものを話そうと思います。


「きれいにする」だけが目的じゃない

もちろん、ホコリや汚れを落とすのは大事です。でも、メンテナンスの本当の価値って、「異常に早く気づけること」にあると僕は思っています。

カメラレンズをメンテナンスしている様子。

毎日触っていると、「あれ? ダイヤルの回りがちょっと渋いな」とか「ズームリングのゴムが少し浮いてきたかも」っていう、小さな違和感に気づけるようになるんです。これ、人間ドックと一緒で、早期発見なら軽傷で済むことが多い。

逆に、久々にケースから引っ張り出したカメラって、大体どこか拗ねてます。バッテリーが放電しきってたり、レンズが曇ってたり。機械なんだけど、やっぱり「放っておかれる」のが一番ダメなんですよね。

僕がたどり着いた「三種の神器

最初は張り切って、高そうなクリーニングキットを買ったこともありました。でも結局、手元に残って毎日使っているのは、安くてシンプルなこの3つだけです。

  1. 大きめのブロアー これだけはケチっちゃダメ。100均の小さいやつだと風力が弱すぎて、ホコリがただ移動するだけ…なんてことも。シュッシュッと強い風で吹き飛ばす感覚、あれが大事です。私は「VSGO カメラクリーニング用品 タンブラーエアーブロアーシリーズ商品 (単品(ブラック)V-B01E)」を買って愛用しています。

  2. レンズペン これを発明した人は天才だと思う。ブラシとカーボン粉末のチップがセットになったやつ。液体のクリーナーを使う前の「半乾き拭き」みたいな感覚で、指紋汚れなんかはこれで一発です。このレンズペンは「ハクバ HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 フィルタークリア【レンズフィルター用】 ガンメタリック KMC-LP14G これ一本でキレイ ペン型クリーナー」という商品です。

  3. マイクロファイバークロス これも消耗品と割り切って、汚れたらすぐ新しいものに変えるようにしてます。この商品「K&F CONCEPT クリーニングクロス メガネ拭き 3枚入 15cmx15cm マイクロファイバー 個別パック 水洗い センサーカメラレンズ専用 眼鏡用 クロス カメラクリーニングキット メンテナンス用品 お手入れ 掃除用品 一眼レフカメラ対応 スマホ/液晶画面/レンズ/ガラス 指紋拭き (3枚+グレー)」は、配色がグレーでカッコよく、3枚入りのコスパが良いのでこちらを選んで使用しています。

「拭く」前に「飛ばす」。これが鉄則

僕が初心者の頃にやらかした最大のミス。それは、いきなりクロスでレンズを拭いてしまったことです。 目に見えない小さな砂粒が乗った状態で拭くとどうなるか。…ええ、ヤスリがけと一緒です。コーティングに細かい傷が入って、逆光で撮影した時に変なフレアが出るようになってしまいました。

だから、しつこいくらい言わせてください。 まずはブロアー。親の仇かというくらい、風を当てる。 拭くのは、そのあと。これさえ守れば、大きな失敗はありません。

あと、センサーのゴミ。これ、気になりますよね。空を撮った時に写り込む黒い点。 僕は昔、自分で掃除しようとしてセンサーを傷つけかけました。あの時の冷や汗といったら…。それ以来、「センサーだけは聖域」と決めて、メーカーのサービスセンターにお願いしています。数千円でプロが完璧にしてくれるんだから、そこはプロに任せるのが正解です。

意外な盲点、「カメラの家(バッグ)」の話

私は、カメラのインバーバック(「ハクバ HAKUBA セミハードインナーケース プラスシェル マルチコンテナ AZ Sサイズ(2.5L) ブラック ガジェットケース カメラバッグ ギアバッグ AMZSP-MC25LBK 4977187001648」)を使用していますが、カメラ本体はピカピカに磨くのに、それを入れるバッグの中身、最後に掃除したのはいつですか?

実はここが、一番のホコリの供給源だったりします。

バッグの隅っこに溜まった謎の繊維クズ。これが移動中にレンズキャップの隙間から侵入するんです。 僕は月に一回、バッグを逆さまにしてバサバサ振るのと、ガムテープで内側のホコリをペタペタ取るのを習慣にしています。地味だけど、これやり始めてからセンサーにゴミが付く頻度が激減しました。

それと、雨の日の撮影後。 カメラはタオルで拭くけど、バッグは湿ったまま…なんてことありませんか? 湿気を含んだバッグにカメラを戻すのは、カビの培養室に入れてるようなもの。バッグもしっかり陰干しして、「カラッとした家」に帰してあげてください。

保管は「防湿庫」一択と言いたいけれど

日本の夏は、カメラにとって過酷すぎます。湿気がすごい。 理想を言えば、電気で湿度を管理してくれる「防湿庫」を買うのがベストです。僕も導入した時は「これでカビの恐怖から解放される…!」と感動しました。

でも、いきなり数万円の出費は重いですよね。 まずは、ホームセンターで売ってる密閉できるドライボックス(「ハクバ HAKUBA 防湿保管ケース ドライボックスNEO 5.5L スモーク KMC-39 防湿庫 日本製 カビ対策 湿気対策 スタッキング可能 乾燥剤付属」)に、乾燥剤と一緒に入れておくだけでも全然違います。一番怖いのは、通気性の悪い押し入れの奥底や、革製のケースに入れっぱなしにすること。

「カメラは風通しの良い場所が好き」 これだけでも覚えておいてください。


傷もまた、愛着の一部

ここまでメンテナンスの話をしておいてなんですが、僕は「傷ひとつないカメラ」が良いとは限らないと思っています。

もちろん、落下させたりぶつけたりは避けるべきです。でも、夢中でシャッターを切っている時についた小さな擦り傷や、グリップのテカリ。それはあなたがそのカメラと過ごした時間の証拠でもあります。

富士フィルム(X100iv)のカメラ本体。

過保護になりすぎて、持ち出すのが億劫になるくらいなら、ガンガン使って、そのぶんしっかり手入れをしてあげる。 「今日もお疲れさん」って言いながらブロアーを吹いている時間こそが、次の良い写真を撮るための準備運動みたいなものなんですよね。

道具は使ってこそ。 あなたの相棒が、これからも最高の瞬間を切り取ってくれますように。

最後にこれだけ

カメラ機材は高いのであまりお金を掛けられないと思うのでこれだけでも(「VSGO カメラ クリーニングキット (9種20点in1) DKL-20 カメラ レンズ ドローン アドベンチャカメラ VRゴーグルの掃除に最適」)あるとだいぶ違います。ケース付きなので携帯しやすいのもポイントです。