Digiledge(デジレッジ)

最小限の時間で、最大のクリエイティブを。現役クリエイター目線で選ぶ、映像制作のヒントと効率化ツール

Obsidianの「型」に救われる。週次レビューも読書メモも、もっと適当に、かつ速く。

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この記事で分かること
面倒な入力作業をテンプレートで削り、Obsidianを「書くこと」だけに集中できる環境に変えるための具体的なステップをまとめました。

Obsidianを触っていて、一番「あ、これめんどくさいな」って思う瞬間。それは、新しいノートを作って真っ白な画面と対面した時かもしれません。

デジタルノートの新しいノートを作って真っ白な画面。

何を書くべきか決まっているはずなのに、見出しを打って、日付を入れて……なんてやってる間に、肝心の「書きたい熱量」が少しずつ冷めていく。結局、ツールを使いこなすこと自体が目的になって、肝心のクリエイティブな時間が削られるのは本末転倒ですよね。

僕が最近たどり着いたのは、Obsidianのテンプレート機能を使って「思考の摩擦」を極限まで減らすこと。完璧なシステムを作るんじゃなくて、あくまで「すぐに書き始められる状態」を自動で作る。これが、結局一番続きます。


結局、Templater一択だった話

最初は標準のテンプレート機能で十分だと思っていました。でも、ぶっちゃけ物足りない。日付をいちいち手入力したり、カーソルをマウスで移動させたりする数秒のロスが、地味にストレスなんです。

そこでコミュニティプラグインの「Templater」です。これ、最初は「難しそう」って構えてたんですけど、いざ触ってみると「もっと早く入れればよかった」の連続でした。日付が勝手に入る、展開した瞬間に書き始めたい場所にカーソルが飛ぶ。この「ちょっとした気遣い」があるだけで、ノートを開くハードルがぐっと下がります。

設定も、最初はテンプレート用のフォルダを作って指定するだけ。難しいことは後回しでいいんです。

Obsidian Templaterの基本的な設定方法や、手入力ゼロで生産性を向上させる詳細な活用術については、こちらの記事で深く掘り下げています。

koheifukushi-kuih-creative.com


今の僕が落ち着いている「型」の数々

色々試行錯誤しましたが、結局残ったのはこれくらいシンプルなものです。

1. デイリーノート(今日の焦点)

毎朝、真っ先に展開する型。今日何を成し遂げるか、それだけを明確にします。

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date: <% tp.date.now("YYYY-MM-DD") %>
tags: daily
---
# <% tp.date.now("YYYY-MM-DD (ddd)") %>

## 今日のフォーカス
<% tp.file.cursor() %>

## やること
- [ ] 

## ログ・雑記

<% tp.file.cursor() %> を入れておくと、テンプレートを読み込んだ瞬間に「フォーカス」の欄にカーソルが当たります。これだけで、「さあ書くぞ」という脳のスイッチが勝手に入る感覚があります。

2. 週次レビュー(振り返り)

週末に、一週間の自分を俯瞰する時間。ここは正直、一番悩んだところです。項目が多いとやりたくなくなるし、少なすぎると意味がない。

# Weekly Review: <% tp.date.now("YYYY-MM-DD") %>の週

## 良かったこと
- <% tp.file.cursor() %>

## 課題・次はどうする?
- 

## 学び
- 

「反省」ではなく「次はどうする?」に重きを置くようにしてから、週次レビューが苦じゃなくなりました。Obsidianで実践する週次レビューで、散らかった思考をリセットし、明日を待ち遠しくする習慣を身につける方法について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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3. 会議・案件メモ

仕事の打ち合わせは、スピードが命。構成なんて考えている暇はありません。

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date: <% tp.date.now("YYYY-MM-DD") %>
project: 
tags: meeting
---
# <% tp.file.title %>

**参加者**: <% tp.file.cursor() %>

## 決定事項
- 

## 次のアクション
- [ ] 

## メモ

後で見返した時に「結局何が決まったんだっけ?」とならないように、決定事項とアクションだけは独立させています。Obsidianで案件を効率的に管理し、書くことに集中するための具体的なメソッドは、こちらの記事で詳細に解説しています。

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管理しすぎない、という管理術

テンプレートを作り込むと、つい「全部埋めなきゃ」という強迫観念に駆られますが、空欄があっても全然いいと思っています。むしろ、その時の気分で書きたいところだけ書く。そのための「余白」としての型。

さらに一歩進むなら、「Dataview」を使ってこれらのメモを自動で集計するのも手ですが、まずは「テンプレートで入力を楽にする」だけで十分効果を実感できるはず。

「Minimal time, maximum creative」。 ツールに振り回される時間を削って、その分、もっと面白いアウトプットに時間を使いたい。僕にとってのObsidianテンプレートは、そのための大切な「守り」のツールです。

まずは今日、一番よく書くメモを一つだけ型にしてみる。そこから少しずつ、自分に馴染む形に変えていけばいいんだと思います。