Digiledge(デジレッジ)

最小限の時間で、最大のクリエイティブを。現役クリエイター目線で選ぶ、映像制作のヒントと効率化ツール

見出しは読者のための「しおり」。SEOより大切にしたいブログの書き方

[PR]本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
プロフィール画像
この記事で分かること
この記事では、読者のスクロールする指をピタッと止める、そんな「見出し」の付け方のヒントを、私の経験からお話しします。

一生懸命書いた記事なのに、全然読まれない。 アクセス解析の数字を見て、そっと画面を閉じる……。ブログを書いている人なら、誰だって一度は経験するあの虚無感。

私自身、以前は「とにかく中身が良ければ読まれるはず!」と信じて疑いませんでした。でも、現実はそう甘くなくて。 どれだけ熱量を持って書いても、最初の「見出し」で興味を持ってもらえなければ、スクロールすらしてもらえない。

見出しは単なる装飾ではなく、読者との最初の、そして最も重要な接点。このブログを始めたばかりの頃、私も読まれないブログからの脱却に悩み、順位が動かない時に効く「リライト」を繰り返してきました。

今回は、そんな過去の失敗から学んだ「読まれる見出し」への向き合い方について、少しだけお話しさせてください。


見出しは、読者のための「しおり」

本にしおりを挟む様子。

ブログの見出し(Hタグってやつですね)について調べると、必ず「SEO対策のために重要」って出てきます。Googleに記事の構造を伝えるために、H2、H3と順番を守りましょう、とか。

もちろんそれは事実なんですが、私は最近、見出しの一番の役割は「読者が迷子にならないための『しおり』」なんじゃないかと思うようになりました。

自分がスマホで誰かのブログを読むときのことを想像してみてください。 最初から最後まで、一言一句逃さずに読むことって、実はあまりないですよね。多くの人は、画面をサーッとスクロールして、気になる見出しのところだけを拾い読みしているはず。

昔の私は、記事を書き終えた後に「あ、見出しつけてなかった」と、適当に後付けしていました。当然、そんな見出しは読者の目に留まるはずもなく……。 「この記事には、あなたの知りたいことがここに書いてありますよ」と、そっと案内してあげる。見出しをそんな風に捉えるようになってから、少しずつ読者の反応が変わってきた気がします。

キーワードを入れる、でも「人間らしさ」は消さない

人間らしい言葉でブログを書く。

検索から読みに来てもらうためには、見出しにキーワードを入れることは避けられません。 でも、ここが一番の悩みどころ。

キーワードを意識しすぎると、途端にロボットが書いたような、不自然で味気ない日本語になってしまうことがあります。以前、勤めていた時計修理会社の自社ブログで「時計修理 ロレックス」というキーワードで上位を狙おうとしたあまり、すべての見出しにその単語を無理やり詰め込んだことがありました。あとから読み返して、不自然すぎて恥ずかしくなったのは、今となってはいい教訓です。これははてなブログで収益化を目指す上でも、非常に重要なポイントだと気づかされました。

koheifukushi-kuih-creative.com

大事なのは、キーワードを入れつつも「自分の言葉」で語ること。 たとえば「ブログ見出しの作り方」を、「もう迷わない、私なりのブログ見出しの作り方」に変えてみる。ほんの少しの主観や感情を乗せるだけで、見出しはぐっと体温を持つようになります。

すべてを完璧な敬語や定型文にする必要なんてありません。少しくだけた表現や、「〜ですよね」といった語りかけが入っているほうが、画面の向こうにいる「人」の気配を感じて安心するものです。読者に寄り添う姿勢は、週末だけのビジネスでも、どんな発信においても大切になるでしょう。

koheifukushi-kuih-creative.com

答えを全部出しきらない「余白」のテクニック

見出しを作るとき、もう一つ意識しているのが「余白」です。 どういうことかというと、見出しの段階で記事の結論をすべて書ききってしまわないこと。

「〇〇の理由は××だから」と見出しで言い切ってしまうと、「なるほど、わかった」とそこで満足して、本文を読まずに離脱されてしまうことがあります(これ、過去の私がよくやってしまっていた失敗です)。

そうではなくて、「なぜ〇〇は××なのか?」とか、「〇〇を変えたら起きた、3つの変化」のように、読者の頭の中に「?」を浮かばせる。 「この先になにが書いてあるんだろう」という好奇心をほんの少しだけ刺激してあげるんです。

「この先になにが書いてあるんだろう」と本を読み進めているイメージ。

結局のところ、見出しってなんだろう

SEOツールを使ったり、競合の記事を分析したり。テクニックを語り始めればキリがありません。 でも、最後に行き着くのは「この記事を読んでくれる人は、どんな言葉をかけてほしいんだろう?」という想像力なのかなと思います。

完璧な見出しなんて、そう簡単には作れません。私自身、今でも公開ボタンを押す直前まで「これでいいのかな」って悩み続けています。

でも、それでいいんだと思います。悩んだ分だけ、その見出しにはあなたの熱量がこもっているはず。

次に記事を書くとき、見出しの前で少しだけ立ち止まって、言葉を選び直してみてください。ふとした瞬間に、「あ、この記事読みたい」って思ってくれる人が、きっと増えるはずです。